ホントにあるんだ

電車に乗っていると、
よくドアのところに「手を戸袋に吸い込まれないよう。。。」って
注意書きがあるじゃない？

こんな狭いところに吸い込まれるなんて
ありえないよなぁっていつも思ってたんだけど、
ホントにあるのだわよ。

だいぶ前だけど、電車の中で
私の前に、小学生の男の子がランドセル背負って
ドアにへばりついてたのね。

で、駅に到着して、
ドアが開いたとたんに
その子が「いたいよ〜いたいよ〜」って泣き始めたのよ！
みると、男の子の手が肘ぐらいまで
ほんとに戸袋に吸い込まれていて、
ドアは半開き状態。

ともかく痛そうだったから
私と近くにいたおじさんとで、
ドアを閉め戻そうとしたんだけど
びくともしなくて
近くの若い男の子に代わってもらって
なんとか男の子の手を出すことができた。

駅員さんがやっと気づいてやってきて
「ぼく、病院にいって見てもらおう」
といったとたん、
また男の子は泣き叫び
「やだ〜。帰る〜。ぼくかえる〜」
と電車から降りようとしない。
当然、電車はずっと停車したまま。

今度はかわいい娘さんが
「ぼく、大丈夫だから一緒におりましょう」といって、
やっと男の子は降りたのだった。
ほっ。

●戸袋にはホントに吸い込まれる、子供の場合。
●やっぱりみんなやさしくていい人だ
●駅員が少ないのってやっぱり心配

ということがわかった日だったなぁ〜。